
仕事場において、働く環境が整っているかどうかはとても重要になってきます。
安全であり、衛生的であり、そして何より働く側である労働者の健康が守られなくてはなりません。
そのために重要なのは、誰かが管理・監督をすることです。
その職場の責任者が安全衛生について理解し、リーダーシップをとれているかが大事になってきます。
管理監督をする方や責任者の呼び方はその職場によって様々です。
その現場に関わっていて、その現場の安全衛生を守らなければいけない立場の方を「職長」と呼びます。
主に建設現場や工場などの現場で指揮監督する方のことを言います。
この「職長」と言われる立場になるためには資格が必要になるのをご存知でしょうか。
この「職長」としての資格を取るための講習や教育のことを「職長教育」といいます。
「職長教育」を受けていない方で「職長」という立場で働いている方も中にはいると思いますが、原則的には労働安全衛生法において講習を受けた方を「職長」と呼びます。
厚生労働省の省令によると、事業者は職長に対して安全または衛生のための教育を所定時間以上行わなければならないとなっています。
しかも、5年ごとに能力向上教育に準じた再教育もするように求められています。
職長という立場だが講習や教育を受けたことがないといった方や監督者の立場の職員に講習を受けさせていないといった事業所の方がいるとすれば、一度調べてみるのもいいかもしれませんね。
「職長教育」の講習を受講されるなら技術技能講習センターという所があります。
東京、千葉、神奈川で働いている、または事業所があるといった方は一度ホームページを確認してみてはいかがでしょうか。